スタッフブログby管理栄養士

妊活さんは不足しても、過剰でもNG 妊娠、出産に不可欠なビタミンD ①

  • 2017.11.17

こんにちは。

栄養士の冨山です。

 
 
妊活中の女性の皆さん、ビタミンDはきちんと摂れていますか?

妊娠時に不足すると胎児の骨の成長に影響が出ると言われる「ビタミンD」、実は妊活中の女性でも不足すると、卵子の数が減少してしまうことがわかってきました。

ビタミンDは体内でミネラルの代謝と維持を行う栄養素。

また骨の代謝も行っているので、不足状態に陥るとくる病や骨軟化症を起こすことでも知られています。

一方で過剰摂取すると、高カルシウム血症、腎障害などを起こすため注意が必要です。

そんな体にとって大切な役割を担うビタミンD、今までは通常の生活を送っていれば不足することはないと言われてきました。

ところが、偏食の増加などでビタミンDを多く含む食品を食べる機会が減ってしまい、現代では不足状態が起こるようになっています。

ビタミンDは日光浴で作ることができますが、女性の場合は特に、美白ブームで日焼けを極力避ける傾向が強くなったこともビタミンD不足の原因となっています。

今回はビタミンDと妊活についてのお話と妊活に役立つビタミンDを含む食材をご紹介します。

 

 

ビタミンDと妊娠、出産の関係を知って妊活に役立てよう

 

ビタミンDについては先ほど説明しましたが、近年は細胞の増殖などにも深く関わっていることがわかり、生殖機能や妊娠・出産でのビタミンDについての働きについても注目されるようになってきました。

以下のような研究報告があります。

多嚢胞生卵巣症候群(PCOS)の女性はビタミンD濃度が低く、またPCOSによる排卵障害の女性はビタミンD補充により排卵率が上がる。

・卵胞液中のビタミンD濃度が高い女性ほど体外受精の妊娠率が高い

・30歳以上ではビタミンDの濃度が高い女性ほどAMHが高い

※AMH=成長過程の卵胞から分泌されるホルモン=抗ミュラー管ホルモン

・ビタミンDが高い女性は、子宮筋腫になりにくい

また、ビタミンDと妊娠や出産のリスクとの関連についてはこのような報告もあります!!

・妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群などの妊娠合併症にかかりやすい

・低出生体重児が生まれやすくなる

・小児ぜんそくにかかるリスクが高くなる

さらに、ビタミンDは男性にもとても大切!

ビタミンD濃度が高い男性ほど精子の質が高いといわれています。

パートナーがいる方には一緒にビタミンDをしっかり摂取しましょう。

 

次回はビタミンDを豊富に含む食材を紹介します。

カテゴリー:妊活期