スタッフブログby管理栄養士

妊活中からしっかりケア!骨と歯の健康を維持して妊娠力をアップしよう ②

  • 2017.12.8

こんにちは。

栄養士の冨山です。

 
 
前回、妊活中から心がけていただきたいこととして「骨と歯の健康」についてお話しました。そして、骨や歯の形成にも必要な栄養素であるカルシウムとマグネシウムについても紹介しました。
今回は前回に続いて骨と歯の健康に必要な栄養素について紹介します。
 
 
骨と歯にいい食品を摂って丈夫な骨と歯を作ろう!⑵ 

 
 

●ビタミンD

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、体内のカルシウム量を保ちます。

食品から摂取したカルシウムは、小腸上部で活性型ビタミンDの作用によって吸収されます。

《多く含まれる食材》

魚介類(マグロ、鮭、かつお、うなぎ、カレイなど)、きくらげ、干ししいたけ

 

●ビタミンK

ビタミンKは、骨へのカルシウムの沈着・固定を促し、骨を丈夫にする働きがあります。

止血ビタミンとも呼ばれ、怪我などの出血時に血液を固めて傷を塞いでくれます。

《多く含まれる食材》

納豆、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜、緑茶、ひき割り納豆、海苔、ヒジキなど

 

●コラーゲン

骨の半分はカルシウムなどのミネラル、残りの半分はコラーゲンでできています。

骨の中にはコラーゲン繊維が無数に走り、その間をカルシウムが埋めています。

骨を鉄筋コンクリートに例えるとミネラルがコンクリート、コラーゲン線維が鉄筋になり、良質なコラーゲンのある骨はバネのようにしなやかで強度があります。

《多く含まれる食材》

魚の頭や、豚足、鶏の手羽先などですが、食事では摂取しにくいのでサプリメントでの補給がおすすめ。

またコラーゲンの生成にはビタミンCが必要な為、一緒に摂るように心がけましょう。

その他、銅、マンガン、亜鉛、鉄などの微量ミネラルも健康な骨の維持に大切な役割を果たしていることも覚えておきましょう。

 

 

授乳期に入っても歯の健康は大切です!歯の治療はお早めに。

 

妊娠中は免疫力も低下しているところ、妊娠するとつわりで歯みがきが疎かになりがち。

さらに“食べづわり”の場合、口の中に食べ物がある時間が長くむし歯のリスクも高まる結果に!

妊娠中にむし歯を作ってしまうと出産後、生まれた赤ちゃんへ細菌を移してしまう可能性があります。

妊娠中は麻酔をかけて虫歯の治療をすることが難しいので、妊活中に歯の治療を済ませましょう。

また歯周病になるとお腹の中の赤ちゃんへのリスクも高まることが最近の研究で明らかになったとの事で、歯周病に感染していると、感染していない人に比べて切迫早産のリスクが4~7倍ほど高くなるという報告が発表されています。

具体的な要因ははっきりつかめてはいないようですが、歯周病によって血中に増えた炎症物質がなんらかの影響を与えて、予定日よりも早い子宮収縮を誘発してしまうといわれています。

予定日までお腹の赤ちゃんを大切に育てるためにも歯周病の治療、予防はお早めに。

また、授乳期も骨だけでなく歯から栄養も赤ちゃんに取られてしまいますので、歯の健康の為にもカルシウムなどの栄養素をバランスよく摂りましょう。

妊活を考え始めたタイミングで、ぜひ妊活の一部として歯科検診も計画するのがオススメです。

骨だけでなく口の中も健康にして万全の体制で新しい命を迎えてください。

カテゴリー:妊活期